ことば - 落語に登場する言葉その1 -
こんにちは、似非ITエンジニアのLVPです。
最近落語の本を読んで慣れない言葉がいくつか出て来たので、
備忘録的にメモです。
意味は全て大辞泉から引用しています。
雁首(がんくび)
キセルの頭部。先端にタバコを詰める火皿がある。
屑屋(くずや)
紙くず・ぼろ・古綿などの廃品を売買する商売。また、その人。
諧謔(かいぎゃく)
こっけいみのある気のきいた言葉。しゃれや冗談。ユーモア。
掌編、掌篇(しょうへん)
ごく短い文芸作品。
大引け(おおび-け)
昔、遊郭で、その日の営業を終え、消灯して大戸を閉じること。 江戸新吉原では午前2時ごろ。
閨中(けいちゅう)
ねやのうち。寝室の中。
那辺、奈辺(なへん)
不定称の指示代名詞。どのあたり。どのへん。どこ。
前非(ぜんぴ)
以前に犯した過ち。昔の悪事。先非。
焙烙(ほうろく)
素焼きの、平たい土鍋。
左褄(ひだりづま)
芸者の異称。 (芸者が左手で着物の褄を取って歩くため)
不見転(みずてん)
芸者などが、金しだいで見境なく誰にでもすぐに身をまかせること。 また、その芸者。
灯明(とうみょう)
神仏に供えるともしび。昔は油を、今はろうそくなどを用いる。
竿立ち、棹立ち(さおだ-ち)
馬などが、前足を上げて、まっすぐに立ち上がること。棒立ち。
北山(きたやま)
腹が減ってきたこと。「腹がきたやま」の形で用いる。 (「北」を「来た」にかけている)
野辺送り(のべおく-り)
死者を火葬場または埋葬地まで見送ること。また、その行列や葬式。
まんじり
ちょっと眠るさま。ふつう打消しの語を伴って用いる。 (まんじりともしない=少しも寝ない)
書き付け(かきつけ)
金銭の貸借などを証明する書類。勘定書。証文。
店子(たなこ)
家を借りている人。借家人。
今日はここまで。
気が向いたらその2を書きます。