AWS Solution Architect アソシエイト - 受験要項 -
こんにちは。
自称似非ITエンジニアのLVPです。
今日はクラウドサービスでもトップシェア*1を誇るAmazon Web Servicesの
認定試験であるSoluton Architect(アソシエイト)について紹介します。
目次
考えるきっかけ
エンジニアとしてシステムの構築をする際に、クラウドはもはや当たり前の存在になっています。
お客様にクラウド上でのシステム構築や移行の依頼が多く発生するため、
もちろん業務としても必要不可欠となってきたためです。
一般的・基本的な使い方や機能を習得する際のステップとして
資格取得を目的に勉強をしようと思い至りました。
まずはSolution Architectの一番易しいレベルであるアソシエイトの受験要項について調べてみました。
受験要項
資格勉強をする前に、まずは試験の特徴や範囲を知らなければなりません。
以下、簡単にまとめてみました。
時間、出題形式、費用
正直この辺はまとめる必要もないのでさらっと書いておくだけに留めます。
項目 | |
---|---|
時間 | 80分 |
出題形式 | 選択式(複数選択あり) |
受験費用 | 16,200 円(日本語版/税込) |
出題範囲
一番気になるのが出題範囲についてだと思います。
大きく4つの分野に分かれています。()内は全体に占める割合を表しています。
- 高可用性、コスト効率、対障害性、スケーラブルなシステムの設計(60%)
クラウドアーキテクチャで考慮すべき事項 (基本構成要素や効率的な設計) の認識と識別 - 実装/デプロイ(10%)
Amazon EC2、Amazon S3、AWS Elastic Beanstalk、AWS CloudFormation、
AWS OpsWorks、Amazon Virtual Private Cloud (VPC)、
AWS Identity and Access Management (IAM) を使用してコードを記述し、
クラウドソリューションを実装する適切な手法と方法を見極める - データセキュリティ(20%)
- クラウドのデプロイおよび保守に最適で安全な手法の理解と実装
- AWSの責任共有モデル
- AWSプラットフォームコンプライアンス
- AWSセキュリティ属性
- AWSの管理とセキュリティサービス
- AWS Identity and Access Management (IAM)
- Amazon Virtual Private Cloud (VPC)
- AWS CloudTrail
- イングレスフィルタリング対エグレスフィルタリング、および該当する AWS のサービスと機能
- “主要な” Amazon EC2 および S3 セキュリティ機能セット
- 一般的に普及したセキュリティ製品(ファイアウォール、VPN)の組み込み
- デザインパターン
- DoS対策
- 暗号化ソリューション
- 複合アクセス制御
- セキュリティアーキテクトのためのAmazon CloudWatch
- Trusted Advisor
- CloudWatch Logs
- 危機的な災害対策技術の理解および実装
- クラウドのデプロイおよび保守に最適で安全な手法の理解と実装
- トラブルシューティング(10%)
- 一般的なトラブルシューティングの情報および質問
以上です。結構細かいですねー。
まとめ
試験の前提知識にもあるように幅広い経験とIT知識が必要なようです。
合格点は公表されていないですが、受験経験がある方からの情報によると
6-7割取れていれば合格できそうです。
配点を考えるとやはり高可用性、コスト効率、耐障害性、データセキュリティ
あたりを押さえておくと合格に近づく気がします。
学習した内容についても学習都度記載していきたいと思います。
*1:参考: